相続財産 調査

  • 相続放棄ができないのはどんなケース?対処法は?

    相続が始まったら、プラス・マイナスの財産を問わず、残された相続財産がいくらなのか、早めに調査をする必要があります。また、熟慮期間中であっても、相続財産を使ったり、処分したりするような行為があると、単純承認とみなされます。相続財産調査が終わり、相続放棄をするかどうか決めるまでは、被相続人の遺した財産には何もしない...

  • 遺言執行者を選任するメリット|どんな役割や権限がある?

    また、相続財産調査も遺言執行者の役割です。相続人の確定遺言執行者は、相続人の確定もその役割のひとつです。相続人の確定は、戸籍等を集め行う必要があり、手間がかかるため、遺言執行者の選任により、その手間を省くことができるというメリットがあります。遺言執行者の権限遺言執行者の主な権限は以下の通りです。財産の管理権遺言執...

  • 遺産の使い込みが発覚したときの対処法

    亡くなった方と同居していた相続人が、相続財産を勝手に売却したり、預貯金を勝手に出金して相続財産を使い込んでしまった、というようなことがあります。 一般的に人のものを盗んだり、人のお金を消費したような場合には、窃盗罪や横領罪が成立し得ます。ただ、刑法上、配偶者や親子などの親族間ではこれらの罪の処罰が免除されます。

  • 相続人の調査(戸籍収集)

    遺産の相続が開始した後、他の相続人と遺産分割協議によって相続財産を分割する必要があります。この遺産分割協議には法定相続人全員が参加しなければ無効となるので、遺産分割協議の前提として、誰が相続人になるのか相続人を調査する必要があります。 相続人調査を行うときは戸籍収集が必要です。戸籍謄本には親子関係や結婚離婚などの...

  • 相続財産の調査

    そのため、財産調査を徹底して行わないと、あとから借金が発覚して大変なことになることがあります。また、借金がなくても、後から財産が出てきて相続人間でトラブルになったり、税法上のペナルティを受けるおそれもあります。そこで、きちんと行う必 要があるのです。 相続財産調査はどのように行うのでしょうか。基本的には、被相続...

  • 特別縁故者の財産分与請求等

    そのようなときに、被相続人との間に特別の縁故があった者が家庭裁判所に申し立てることによって、相続財産の分与を請求することができる制度があります。 この制度は、主に次のような条件に当てはまる人が、特別縁故者となることができます。 ①被相続人と生計を同じくしていた人ex)内縁の妻、事実上養親子の関係にあった者 ②被相...

  • 離婚後に親権変更ができるケースとは?手続き方法も併せて解説

    家庭裁判所調査官による調査話し合いと調査を踏まえて親権者変更調停成立親権者変更の届出子どもの氏の変更 仮に親権者変更調停が不成立になった場合には、自動的に審判手続が開始され、調停における経緯を踏まえた上で、裁判官が審判を行います。まとめ今回は、離婚後に親権変更ができるケースと手続き方法についても併せて確認してきま...

  • 特別縁故者になれるのはどんな人?申立方法や注意点も併せて解説

    まず家庭裁判所に、財産の管理や清算・分与を行う相続財産管理人の選任申立をします。その後、官報に2か月間、相続財産管理人選任の情報が掲載され、さらに相続人の捜索に関する情報が6か月以上公告されます。相続人が存在しないと確定した後3か月以内に、特別縁故者に対する相続財産分与の申立をします。特別縁故者になる時の注意点

  • 相続放棄をすると代襲相続は起きない|次の相続人は誰?

    相続財産に借金などのマイナスの財産が多い場合には、相続するか相続放棄するかについて検討することとなります。相続放棄をした場合、初めから相続する権利を有していなかったことになるため、代襲相続も起こりません。例えば、被相続人Aさんがいたとして、その遺産についてAさんの子が相続放棄を行った場合には、Aさんの孫への代襲相...

  • 一人っ子の独身の人が亡くなった場合の法定相続人は誰?

    法定相続人がいない場合、相続財産管理人という者が選任されて、借金等の返済や特別縁故者への財産分与がなされます。特別縁故者とは、被相続人と生計を同じくしている人や、被相続人の療養看護につとめた人、被相続人と特別に親しい関係にあった人などが挙げられます。例えば、独身ではあるが事実婚の相手がいる場合、事実婚の相手方は法...

  • 遺産分割協議書の書き方・必要書類

    遺産分割協議とは、相続人が複数いるときに、相続財産をどのように分けるかを決める相続人間の話し合いのことです。誰に何をどのように分けるか、全て自由に決めることができます。これは、被相続人の遺言がない場合で、法定相続分以外の割合で分割したり、財産により分け方を決めたりするときに行います。 遺産分割協議の結果を示した書...

  • 遺言書(作成・執行)

    ただし、2019年1月13日施行の改正相続法により、相続財産の目録については、自書で行うと、財産が多数あると相当な手間がかかりるので、自書でなくてもよいこととなりました。具体的には、パソコンで目録を作成することや、通帳のコピーを添付することが可能です(同条2項)。この方式であれば、保管場所を隠しておくことができる...

  • 相続放棄

    これを行う例としては、資産価値のある財産よりも、負債の方が大きくて、相続した場合に相続財産では支払いきれない負債が残ってしまうような場合や、相続に関わりたくない場合などが挙げられます。 これによるメリットとして、相続するということは負債も承継することになるのですが、負債を承継しなくて済むというものがあります。一方...

  • 遺産分割

    遺産分割とは、相続人(遺産を相続する人)が複数人存在する場合、被相続人(亡くなった人)から財産を相続するにあたり、相続人の共同所有となっている相続財産を各相続人でどのように分けるかを決定することを言います。 遺産分割をするにあたり、被相続人がなくなった場合、まず、遺言書の有無を確認する必要があります。なぜなら、遺...

KNOWLEDGE

弁護士 柳原 桑子

柳原 桑子Yanagihara Kuwako

LAWYER

所属弁護士会 第二東京弁護士会
資格
  • 弁護士
  • JADP認定メンタル心理カウンセラー資格合格認定

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